2011年06月10日
宇田川ソーダ工会長「WCCへの対応など重点4項目に力点」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:東ソー、日本ソーダ工業会

日本ソーダ工業会の宇田川憲一会長(東ソー社長)は10日の総会後の記者会見で、今年度に取り組む重点項目について、「地球温暖化対策、保安・安全の徹底、WCC(世界塩素協議会)への対応、広報体制の充実」の4項目を挙げた。

とくに、WCCへの対応では、「今秋初めて中国で開催される公算が大きい」と指摘したうえで、「中国が正式メンバーとして参加することが議論されている」ことを明らかにした。

また、最近のか性ソーダ需給については、「生産面では、大震災の影響がまだ残っているが、最近の内需をみると大震災前に戻りつつあると感じている」との認識を示した。