2011年06月15日
4月のエンジニアリング受注高、化学プラント下方修正
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省は15日、4月のエンジニアリング受注高(確報)を発表した。合計受注高は8日に発表した速報値を下回り、電力プラント、化学プラントはわずかながら下方修正となった。

受注高は432,191百万円で前月比15.7%の減少。内訳は「国内」が同27.1%の減少。一方「国外」は同93.7の増加だった。

プラント別では通信プラント、その他産業プラント、貯蔵・輸送システム前年を上回った。
化学プラントは23.3%の減少(速報値は22.9%減)だった。

1件当たり5億円以上の大口受注件数は80件(前年同月比78.5%)だった。

【4月のエンジニアリング受注高(速報)】 単位:百万円 ( )対前年同月比%
 <受注高合計>    432,191(84.3)
 (国内)       338,765(72.9)
 (国外)        93,426(193.7)

 <主要プラント・システム別受注高>
 ・電力プラント   144,778(95.4)
 ・通信プラント    64,924(120.2)
 ・化学プラント    42,838(76.7)
 ・製鉄プラント    14,487(62.8)
 ・その他産業プラント 46,072(108.1)
 ・貯蔵・輸送システム 27,658(133.7)
 ・環境衛生システム  32,912(67.7)