2011年06月16日 |
製薬協、MSD社を会員資格の停止措置 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:公正取引委員会、日本製薬工業協会 |
日本製薬工業協会は15日、会員会社であるMSD(本社・東京都千代田区、トニー・アルバレズ社長)が同工業会のプロモーションレコードに違反したため、会員資格を停止したと発表した。 これを受けてMSD社は同日、「厳粛に受け止める」とし、経緯について、これは2009年1月から2010年12月にかけて実施した「インターネットによる症例報告の収集」、「海外での医師向け研修」など4件の活動が医療用医薬品製造販売業公正取引協議会から「公正競争規約違反」行為にあたると指摘され、厳重警告を受けた。これを踏まえて製薬協の今回の措置にいたったと発表した。 今後同社は、(1)社外コンプライアンス専門家を外部アドバイザーとして登用(2)厳格な社内検証と責任の明確化(3)実例によるコンプライアンス研修の実施(4)新コンプライアンス部門統括の任命—などの対策を講じるとしている。 |