2011年06月16日 |
4月の可塑剤生産・出荷、前年比なおマイナス |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:可塑剤工業会 |
可塑剤工業会が発表した4月の需給実績によると、フタル酸系、アジピン酸系とも出荷は前年割れで電線やフィルムなどの需要業界に震災後の復旧ととれる動きは出ていないようだ。 可塑剤生産面では、大地震の影響で一時操業を停止していたシージーエスター(三菱ガス化学とチッソの合弁)五井工場及びジェイ・プラス(協和発酵ケミカルと三菱化学の合弁)川崎工場は、いずれも早期再開しており、供給力に不安はない。 ■4月の可塑剤需給実績 単位:トン ( )対前年同月比% 【フタル酸系合計】 ◇生産 16,193(76.7) ◇出荷 17.152(86.1) ・国内 16,554(86.1) ・輸出 598(86.3) ・在庫 21,687(123.4) <DOP> ◇生産 10,835(97.1) ◇出荷 11,103(90.2) ・国内 10,526(90.0) ・輸出 577(93.2) ・在庫 9,852(187.7) <DBP> ◇生産 155(106.2) ◇出荷 182(104.0) ・国内 182(104.0) ・輸出 0(ー) ・在庫 89(89.9) <DIDP> ◇生産 0(ー) ◇出荷 353(77.6) ・国内 353(89.1) ・輸出 0(ー) ・在庫 1,341(93.1) <DINP> ◇生産 4,154(45.7) ◇出荷 4,868(77.4) ・国内 4,868(77.4) ・輸出 0(ー) ・在庫 8,067(90.2) <その他> ◇生産 1049(149.0) ◇出荷 646(93.5) ・国内 625(92.4) ・輸出 21(140.0) ・在庫 2,338(127.4) 【アジピン酸系】 ◇生産 1,490(104.6) ◇出荷 1,494(91.7) ・国内 1,398(86.6) ・輸出 96(600.0) ・在庫 5,014(110.8) |