2011年06月16日
ノーベル化学賞の根岸教授がJSTの総括研究主監に就任
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:科学技術振興機構

科学技術振興機構(JST)は15日、2010年のノーベル化学賞を受賞した米国バデュー大学特別教授が同日付でJSTの総括研究主監に就任したと発表した。

総括研究主監は新たに設けた役職で、根岸教授は今後、JSTが進めている課題達成型基礎研究などに対してアドバイスを行うとともに、日本の科学技術を世界に発信するための「科学技術大使」の役割を果たすことにしている。

また根岸教授は、半世紀近い米国生活によって優れた国際感覚を持ち、スポーツや音楽を愛するなど親しみやすい人柄であることから、子供たちに科学の楽しみを語り、将来の人材育成に生かされることを期待している。