2011年06月17日 |
NEDO、「アスベスト含有廃棄物の無害化実証開発」で公募開始 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は17日、東日本大震災の被災地で発生している大量のアスベスト含有廃棄物を安全かつ自立型のエネルギーを用いて無害化処理するための実証開発「アスベスト含有廃棄物の無害化実証開発」を実施する企業・団体、地方自治体など共同研究の委託先の公募を開始した。公募締め切りは6月24日。 今回のプロジェクトは、緊急性を考慮し、基本となる無害化技術は、環境省、経済産業省またはNEDOの事業ですでに確認済みのものとする。 研究開発期間は、採択決定日から2012年3月末までとする。 具体的な課題は次の3点。 (1)木質、プラスチック系廃棄物を含むアスベスト含有廃棄物を概ね1000℃以下で無害化すること。 (3)廃棄物を燃料としたエネルギー自立型のシステムの実証を行うこと。 (3)実証試験は、処理量が1日当たり5トン以上でおこなうこと。 公募説明会は、6月21日16時-17時に川崎市川崎区のラウンドクロス川崎4階で。 問い合わせ先は、NEDO環境部環境化学グループ(TEL:044-520-5253)。 |