2011年06月20日 |
クラレ、高い光透過性の不燃シートを開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:クラレプラスチックス |
クラレプラスチックス(本社:大阪市、佐々木讓社長)は20日、高い光透過性を備えた、薄くて軽量の不燃シート「タフテック」を開発したと発表した。6月20日から発売を開始。 ガラス繊維織物を塩化ビニルフィルムで挟み込んだ複合シート。従来の不燃シートは一定の厚みが必要で、このため光透過性が悪く、室内のパーテーションなどに使用した場合、暗くなるという問題があった。 同社は今回、独自のラミメート加工技術を応用し、光透過率が60%と高い不燃シートを開発した。 軽量で薄く加工性にも優れているため、今後は建築分野(パーテーション)、電気・電子、家電、自動車、鉄道車両用部材など幅広い分野に用途が期待できるとしている。 初年度3000万円、3年後2億円以上の売上を目指す。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1308555577.pdf |