2011年06月21日
国際石開帝石、インドネシア・ルビーガス田開発決る
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:国際石油開発帝石

国際石油開発帝石は21日、インドネシアの南マカッサル海域セブク鉱区ルビーガス田の開発移行を決めたと発表した。同鉱区は子会社のインペックス南マカッサル石油が保有しており、今後は2013年後半の生産開始に向けて本格的な開発作業に取り組む。

セブク鉱区は、同社が開発・生産中の東カリマンタン・マハカム沖鉱区の南約300キロに位置する海上鉱区で、面積は約2,345平方キロ、水深50〜200メートル。これまでの複数の試掘井により有望ガス田の存在が確認されている。同ガス田の開発計画は2008年7月にインドネシア政府の承認を取得済み。

ガス田の開発にあたっては、洋上プラットフォームで掘削した生産井でガスを生産し、海底パイプラインでマハカム沖鉱区の陸上油・ガス処理施設につなぎ込む計画。ガス田の生産量は日産100百万立方フィーと想定。

生産されるガスは主としてインドネシア東カリマンタンの肥料工場へ販売される見込み。

開発総投資額は、約5億ドルの予定だ。