中国 浙江省の現地子会社

昭和電工は29日、高純度アンモニアの需要がエレクトロニクス分野を中心に増大しているため、日本・台湾・中国の3拠点でそれぞれ生産設備の増強を行うと発表した。

現在の生産規模(年産)は、日本（川崎工場）1000トン、台湾（台南市）1500トン、中国（浙江省）500トンの合わせて3000トンだが、2011年末までに充填や貯蔵設備の増強、生産工程の効率化等を行い、日本1500トン、台湾2500トン、中国1000トン、3拠点合計で年5000トンに拡大する。所要資金は計約10億円。

高純度アンモニアは、エレクトロニクス分野である液晶パネル、窒化ガリウム系LED、多結晶シリコン系太陽電池、半導体等の製造工程で材料ガスとして使用され、需要は順調に伸びている。

今後、東アジア地区などで市場拡大を背景にさらに需要の増加が見込まれるため、安定供給体制を構築することにした。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1309313515.doc

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