2011年06月30日
出光興産、7−9月期原油処理量は590万KL、前年比94%
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:出光興産

出光興産は30日、今年7−9月期の原油処理計画について、前年同期比94%の590万KLとすると発表した。

7月以降の燃料油需要は、昨年の猛暑からの反動に加えて高速道路の休日上限料金制の廃止や節電による工場稼動減により減少が見込まれる。

同社は、これらの事情から7−9月期の国内向け原油処理計画を4製油所合わせて前年比94%、40万KL減の590万KLとすることに決めた。

復興需要等により、需要が予想を上回った場合は柔軟に見直しを行い、安定供給につとめる。

なお、4−6月期の原油処理量は、前年同期比87%の560万KLとなる見込みである。