2011年06月30日 |
三井物産・米テキサス州のシェールオイル開発計画に参画 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三井物産 |
三井物産は30日、子会社の米国 Mitsui E&P Texas LP(MEPTX)を通じて米国 SM Energy(SME)がテキサス州イーグルフォード・シェール・エリアで開発・生産中のシェールオイル/ガス開発生産プロジェクトに参画すると発表した。 SME社が同地域に保有する権益のうち12.5%を取得する。対価は約6.8億米ドル。 プロジェクトの概要は、ピーク時生産量が原油換算約2.0万バレル/日で、開発総費用は約12億米ドル。生産期間は約30年間となっている。 プロジェクトは今後、累計1000本超の井戸を約10年間にわたり掘削していく計画となっている。三井物産はそのつど資金を支出していくことになるが、すでに一部生産を開始しており、生産物は北米市場で販売されている。 これまで開発が難しいとされていたシェール層は、最近では技術革新によって天然ガスを低コストで大量生産することを可能にしており、三井物産では同プロジェクトへの参画は今後長期にわたり同社の収益に貢献する事業になるといっている。 |