2011年07月04日
東ソー、“世界最小クラス”のグリコヘモグロビン分析計を発売
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東ソー
新開発した新型グリコヘモグロビン分析計

東ソーは4日、糖尿病の診断や血糖コントロールに不可欠なグリコヘモグロビン分析計の新機種「HLC−723GX」を開発し、国内販売を開始したと発表した。

昨年6月に発売した「HLC−723G9」を、さらに小型・簡便・高精度化したもので、中小規模の医療施設や糖尿病クリニックなどからの要望に応えて開発した。従来機と同様、高速液体クロマトグラフィー法(HPLC法)を用いて、高い測定精度と分離性能を実現した。

正しい測定を阻害する異常ヘモグロビン等はカラム内で分離するため、精度の高い測定値を得ることができる。

測定スピードは、1検体当たり2.2分。

検体をセットするサンプルローダー部を本体に内蔵した“世界最小クラス”のコンパクトモデルとなっている。

1台当たりの価格は250万円。

今後は国内だけでなく、成長著しい中国など海外市場への拡販も計画、5年間で2500台の販売を見込む。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1309752325.pdf