2011年07月05日 |
NEDO、極低電力回路・システム技術の委託先決定 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は5日、LSIチップの0.5V以下での動作を可能とし、消費電力を10分の1以下に削減することを目指した「極低電力回路・システム技術開発」(グリーンITプロジェクト)の実施体制(委託先)を決定した。 委託先は、株式会社半導体理工学研究センター(本社:横浜市港北区、中屋雅夫社長)と、東京大学、慶應義塾大学の両大学で、研究開発実績や知見を持つ産学連携体制で研究開発を推進する。 このプロジェクトでは、省エネ制御技術と統合電源システムを組み合わせ、消費電力を10分の1以下にするという極低電力LSIチップ統合最適化技術(極低電力LSIチップ設計手法)を開発・試作し、実用化につなげる。地球温暖化の抑制や、わが国産業界の国際競争力向上に役立つと期待している。研究開発期間は2年間。 |