2011年07月07日
東洋紡、バイオ医薬品の注射剤製造設備を増設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東洋紡

東洋紡績は6日、受託事業であるバイオ医薬品の注射剤製造設備1系列を大津医薬品工場(滋賀県大津市)で増設すると発表した。設備投資額は約12億円で、2013年1月の稼働開始を目指す。

同社はこれまで、バイオ医薬品の開発及び製造に取り組み、初期治験薬から医薬品製造まで対応できる受託専業メーカーとして事業を拡大してきた。とくにバイオ医薬品の世界市場は、年率20%の成長を維持すると予想されている。

同社は、こうしたバイオ医薬品の市場拡大に対応可能な注射剤製造設備1系列を増設することにした。
増設する製造設備は、注射剤無菌充填、凍結乾燥設備で、充填能力は毎時1800本。2013年度中にフル稼働する予定である。