2011年07月07日 |
NEDO、「高効率ノンフロン型空調機器技術開発」実施体制決る |
【カテゴリー】:行政/団体(環境/安全) 【関連企業・団体】:旭硝子、三洋電機、ダイキン工業、三菱重工業、三菱電機 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「高効率ノンフロン型空調機器技術の開発」事業で、委託先3件、助成金交付先6件とする実施体制を決定した。研究開発期間は、平成23年度から27年度までの5年間。 同事業では、京都議定書で削減対象となっている代替フロン等3ガスの排出削減対策として、業務用空調機器分野における低温室効果冷媒を適用した機器システムの実用化及び新規の低温室効果冷媒の開発を行うとともに、性能・安全性評価を行う。 委託先と研究開発テーマ、助成金交付先と研究開発テーマは次の通り。 ◆委託先と研究開発テーマ(カッコ内) ▽東京理科大学(微燃性冷媒の燃焼・爆発性評価と空調機器使用時のリスクアセスメント) ▽九州大学(業務用空調機器に適した低GWP冷媒の探求とその安全性、物性及び性能評価) ▽東京大学(エアコン用低GWP冷媒の性能及び安全性評価) ◆助成金交付先と研究開発テーマ ▽旭硝子(高効率かつ低温室効果の新冷媒の開発) ▽サンデン(CO2を冷媒とした業務用空調機器向け高効率冷凍サイクルの開発) ▽三洋電機(CO2−HFO系混合冷媒を用いた高効率業務用空調機器技術の開発) ▽ダイキン工業(高効率ノンフロン型ビル用マルチ空調機の研究開発) ▽三菱重工業(低GWP冷媒の高温領域での適用調査研究) ▽三菱電機(扁平管熱交換器を適用した業務用空調機の研究) |