2011年07月11日
吉林省長春市が復興と交流で日中会談、企業交流 9月8日
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

東日本大地震復興と新たな双方向での日中経済交流の推進を目指して、吉林省長春市で9月8日、中国東北地域の吉林、黒竜江、遼寧の三省および内蒙古自治区と日中経済協会、日中東北開発協会が会合を持つことになり、日本側訪中団への参加を呼び掛けている。

中国東北地方では2009年夏に、長吉図(長春、吉林、図門江)の地域協力開発と遼寧省沿岸ベルト計画が国家級プロジェクトに指定された。また、大連—ハルビン間新幹線、東北東武鉄道、図門江貿易回廊の建設が行われている。

東北地方の一体的な開発が進められているわけで、経済の急速な発展が見込まれている。一方で震災復興での中国側の協力が予想され、日中経済協力の拡大が期待されている。双方の協力会議は今回で11回目。

中国側からは自動車・部品などの機械産業、省エネ・環境、ファインケミカルなどの新素材、流通などのサービスへの交流が求められている。両国の政府、地方自体関係者、企業関係者、経済団体、研究機関が参加する。日本側後援は経産省、ジェトロ、経団連、日中投資促進機構、また宮城県など14県、仙台市、中国東北地方の4商工会など。

この訪中団は9月7日に午前9時25分羽田発NH1255便で出発、北京空港から長春空港へ。8日に全体会議、企業交流会、産業施設など視察、9日は長白山視察。10日に北京空港から帰国する。

参加費は地域視察を含め33万6,000円(地域視察を除き26万円)。

申込みはhttps://jcpage.jp/sy11

問い合わせは日中平和観光(TEL:03-5822-3505)