2011年07月11日 |
三井化学、インド向けにHDPEの製造技術ライセンス供与 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三井化学 |
三井化学は11日、インドONGC Petro additions Limited (OPaL社)と、高密度ポリエチレン(HDPE)年産34万トンの製造プラントについて設計、調達、建設及び技術ライセンスの契約を締結したと発表した。韓国のエンジニアリング会社 Samsung Engineering Co.Ltd.と共同で受注した。 三井化学はOPaL社に対してHDPEの製造技術ライセンスを供与し、Samsung Engineering社が同技術に基づきプラントの設計、調達及び建設を実施する。 OPaL社は、石油天然ガス公社(Oil & Natural Gas Corporation)他の合弁会社であり、今回契約したHDPEプラントは、同社が現在建設中の石化コンプレックスの誘導品の一つとなる。 ■技術ライセンスの概要は次のとおり。 (1)ライセンス対象技術 : 当社保有のHDPE製造技術 (2)プラント建設地 : インド グジャラート州ダヘジ経済特区 (3)生産能力 : HDPE 34万トン/年 (4)契約締結日 : 2011年6月28日 (5)プラント完工時期 : 2014年(予定) 三井化学のHDPEプロセスは、製品樹脂の品質・技術面で、内外の評価が高く、インドへの技術輸出は既存の2件と合わせて86万トン/年、また全世界では、合計約620万トン/年となる。同社は、HDPE及びポリプロピレンの製造技術ライセンスを基盤事業の一つと位置づけ、今後も成約件数の拡大を図る。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1310351241.pdf (英文) ○Provision of Manufacturing Technology to India's ONGC Petro additions Limited. http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file4_1310351241.pdf |