2011年07月19日
京大発セミナー「土壌汚染の実態と放射性核種の高速除去」8月4日
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:バイオインダストリー協会

福島原発事故による「土壌汚染」問題が深刻化しているが、京都大学産官学連携本部は8月4日午後3時から東京・港区の同大学東京オフィスで「土壌・水質汚染の実態と放射性核種の高速除去」と題する“京大発・新技術セミナー”を開催する。終了後6時30分から交流会。バイオインダストリー協会と共催、日本生物工学会などが協賛。

大地震とそれに続く原発事故の発生。同大学では「この難局を乗り切るにためには、わが国オリジナルの技術を検証し、実証し、実働させることが必須である」として、専門研究陣による大学発セミナー開催となった。

<主なプログラム>
(1)「福島県下の土壌汚染の現地調査と合理的な放射性核種除去手法の検討」 :京大生存圏研究所 生存圏開発創成研究系助教・上田義勝氏。
(2)「土壌中におけるセシウムの挙動」 :京大地球環境学堂資源循環学廊助教・渡邊哲弘氏。
(3)「(未定)」 :京大原子炉実験所 放射性廃棄物安全管理工学研究分野助教・福谷哲氏。
(4)「産学官連携による放射性蛍光プラスチックの開発/安価で高性能な探知機から癌診断装置まで」 :京大原子炉実験所原子力基礎科学研究本部放射線管理分野助教・中村秀仁氏。
(5)「京都大学のサイエンスの世界と社会貢献」 :京大副理事 産官学連携本部長・牧野圭祐氏。


問い合わせはJBA事務局(TEL:03-5541-2731)