2011年07月21日 |
6月の石化製品生産 一部になお地震の影響 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:石油化学工業協会 |
石化協は21日、主要石化製品の6月の生産実績を発表した。 エチレン生産量は前月比5.2%減の52万4,400トン、誘導品も17品目中13品目で前月を割り込んだ。稼働日数が前月比1日少ない影響もあるが、一部に大地震による影響でプラントの運転調整が行われた。 前年同月比ではエチレンで3.1%の増加、誘導品も10品目がプラスとなった。 ただ、誘導品では高密度ポリエチレンの落ち込みが大きい。タイからフィルム用樹脂が大量輸入されたことが響いたとみられる。 エチレンプラントの稼働率は92.8%(前月は94.5%)。 定修プラントは、三菱化学の鹿島(1号機)と水島両事業所の1社2プラントだった。 上期(1-6月)の累計生産量は333万9,200トンで前年同期比0.4%の減少となった。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1311222770.pdf |