2011年07月25日
アジレント、従来モデルの感度が10倍の液クロ質量分析装置
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:アジレント・テクノロジーズ

アジレント・テクノロジー(本社・東京都八王子市、梅島正明社長)はこのほど、従来モデルの感度が10倍で50Hzの取り込みスピードを備えたiFunnel四重極飛行時間型液体クロマトグラフィ質量分析装置(Q-TOF LC/MS)「Agilent 6550QTOF LC/MSシステム」を発売した。

このシステムは、TOF感度を低フェムトグラム域まで高めると同時に、毎秒50スペクトルという高速取り込み、最大5桁のスキャン内ダイナミックレンジ、堅牢な性能と動作を実現したのが大きな特徴。

同社は、メタボロミクス、食品安全性スクリーニング、初期段階の薬剤代謝および薬物動態分析、たんぱく質同定などの分野で市場開拓を進める方針である。