2011年07月26日
アジレント、「高速デジタルコンプライアンス試験の全自動測定システム」
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:アジレント・テクノロジー

アジレント・テクノロジー(本社:八王子市、梅島正明社長)は26日、シリアルATAなど高速デジタル規格のコンプライアンス試験に対して、恒温槽制御や電源制御、接続切り替え制御などを試験環境設定からコンプライアンス試験まで全自動で行うシステム「高速デジタルコンプライアンス試験全自動測定システム」を発表した。同日から販売を開始した。

高速デジタル信号品質評価では、温度条件や電源条件などを変えながらの試験を行うが、手動の場合は、測定者が測定条件を手動で変更するため、時間やコストがかかっていた。。

今回開発した「全自動測定システム」は、パソコンから、測定器や試験環境装置、スイッチなどを制御し、電源や恒温槽などの環境設定から、ケーブルやプローブの接続切り替え、コンプライアンスソフトウェアの実行、結果レポート作成までをワンボタンで効率的に行うことができる。

自動化により、作業時間をの短縮や、設定ミスなど人的エラーの低減を図ることができる。