2011年07月27日 | |
「2011年ブループラネット賞」に米・ルブチェンコ博士ら | |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:旭硝子 |
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旭硝子財団(田中鉄二理事長)は27日、地球環境問題の解決に貢献した個人・団体に贈る「2011年ブループラネット賞」受賞者が米国のジェーン・ルブチェンコ博士(米国商務省次官、米国海洋大気局局長)と、インドの市民活動グループであるベアフット・カレッジの1個人・1組織に決まったと発表した。 受賞者にはそれぞれ賞状とトロフィー、また副賞として1件あたり5000万円の賞金が贈られる。 表彰式は11月9日に東京・千代田区の東京会館、受賞者による記念講演会は11月10日、東京・渋谷の国連大学で行われる。 ジェーン・ルブチェンコ博士は1947年、コロラド州デンバー生まれ。コロラド大学やワシントン大学で生態学を学びハーバード大学で博士号を取得。海洋生態系の研究に地質学や物質環境の研究を取り入れ、多くの学術的成果を挙げた。科学者と社会の間に独自の“社会契約”という概念を導入し、地球環境問題に取り組む科学者のあるべき姿を説いてきた。 ベアフット・カレッジは、インドを中心に世界の途上国各地で農村などの貧困生活を支援する活動を40年にわたって続けてきた。生活改善だけでなく教育活動にも力を入れ、織物などの技術指導や衛生・健康の管理、水資源やソーラーエネルギーの開発など幅広い活動を展開。地域住民が自ら生活を改善することを学ぶ機会を提供するとともに、各地で自然生態系に即した持続可能な農村コミュニティを開発してきた。 |