2011年08月01日 |
6月の石油統計速報、ナフサの輸入大幅増 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
経産省・資源エネルギー庁が発表した6月の石油統計速報によると、原油輸入量は1,453万キロリットルで、前年同月比95.6%と4カ月連続して前年を下回った。 原油輸入量を多い順にみると、 (1)サウジアラビア 439万kl(前年同月比93.7%) (2)アラブ首長国連邦 426万kl(同145.2%) (3)カタール 155万kl(同74.1%) (4)イラン 93万kl(同63.5%) (5)クウェート 86万kl(同111.7%) だった。 同月の中東依存度は86.1%で、前年同月比0.4ポイント減と、3カ月連続して前年を下回った。 燃料油の生産は1,397万kl、前年同月比97.3%と4カ月連続の前年比減となった。油種別でhzジェット燃料油、灯油、A重油は前年を上回ったが、ガソリン、ナフサ、B・C重油は下回った。 ナフサは生産は微減、輸入は大幅増加した。 <6月のナフサ需給概要> (単位:キロリットル、カッコ内は前年同月比%) ◇生産 :1,331,361(99.8) ◇輸入 :2,17,954(108.1) ◇販売 :3,381,673(98.3) ◇月末在庫 :1,737,731(90.0) |