2011年08月01日
NEDO、「ネオジウム系磁石に代替する新規永久磁石の開発」公募
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:NEDO

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、平成23年度「希少金属代替材料開発プロジェクト」のNd-Fe-B(ネオジウム)系磁石に代替する新規永久磁石の実用化に向けた技術開発」で公募を開始した。公募締め切りは8月29日。

日本で開発され最強の磁石といわれるネオジウム磁石は、高保磁力を得るためにジスプロシウム(Dy)を使用している。

ネオジウム(Nd)やDyは、供給の一部を海外に依存しているため、NEDOでもDYの使用量低減技術を開発中だ。しかし、中長期な視点から抜本的な対策が求められている。

そこで、今回、Nd、Dyに依存しない新規永久磁石の開発として「Nd-Fe-B系磁石を代替する新規永久磁石の実用化に向けた技術開発」に着手する。

研究開発期間は、平成23年度から27年度までの5年間。平成23年度の予算規模は約2・7億円。採択件数は決めていないが、予算の範囲ないで採択する。

公募説明会は、8月8日13時に川崎市幸区のミューザ川崎セントラルタワー2304会議室(総合受付は16階)で行う。

参加申し込み及び問い合わせ先は、NEDO電子・材料・ナノテクノロジー部(Eメール:raremetal@nedo.go.jp)。