2011年08月02日 | |
日本触媒、アクリル酸大型増設相次ぐ、姫路にも8万トン | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:日本触媒 |
|
日本触媒は2日、アクリル酸(AA)の旺盛な需要に対応するため新プラントの建設を決めた。2013年5月完工をめどに姫路製造所(兵庫県)に年産8万トンの新プラントを建設し既存設備と合わせて54万トンに拡大する。投資額は約110億円。 アクリル酸の需要はこのところ、アクリル酸エステルや高吸水性樹脂(SAP)の伸びに伴い、年率6%以上という高い成長をみせている。同社は現在インドネシアでもアクリル酸の増設計画を進めており起工したばかり。今後は拡大する市場を積極的に取り込んでいく方針だ。 既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/32097 同社は現在、国内で姫路製造所に年産46万トンのほか、海外ではインドネシアに6万トン、シンガポールに4万トン、米国ヒューストンに合弁会社(American Acryl)からの取り分(50%)が6万トンと、3拠点計16万トン、内外合わせて62万トンの生産能力を持つ。今回の姫路とインドネシアの増設計画(8万トン)が完成すると、2013年には年産78万トン能力と、世界トップクラスとなる。 【姫路製造所の投資計画】 ・生産能力 :AA 8万トン ・完成時期 : 2013 年5 月末完工 ・建設立地 : 姫路製造所既存敷地内 ・設備投資額 : 約110 億円 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1312248763.pdf (英文) NIPPON SHOKUBAI Announces Expansion of Acrylic Acid Production Capacity http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1312248763.pdf |