2011年08月02日 |
日本触媒、川崎にアクリル酸特殊エステル設備新設 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:日本触媒 |
日本触媒は2日、自動車用塗料等に使われるアクリル酸特殊エステルの需要が好調なため川崎製造所(神奈川県)に年産能力2万トンの新プラントを建設すると発表した。総投資額約35億円。2013年9月完成の予定で、姫路製造所 (兵庫県)の既存設備4万トンと合わせて年産能力6万トンとなる。 <投資の内容> ・生産能力 : アクリル酸特殊エステル 2 万トン / 年 ・完成時期 :2013 年9月末完工、同年10月商業運転開始 ・建設場所 :川崎製造所、千鳥地区新規(2007年)取得敷地 ・設備投資額 :約35 億円 自動車用塗料向けのアクリル酸特殊エステルは年率4%以上の伸びを示している。このため今後拡大する需要を捉えて世界シェアトップの地位をさらに固める。 今回の新プラント建設で、同社は姫路と川崎の国内2拠点生産体制となる。 将来的にはEO系品目を川崎、非EO系品目を姫路にそれぞれ集約し、製造・販売効率の向上や競争力の強化を図る方針である。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1312248763.pdf NIPPON SHOKUBAI Announces Expansion of (Meth) Acrylic Acid Special Esters Production Capacity http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file4_1312248763.pdf |