2011年08月02日 |
「日中研究交流」支援、新規課題5件決まる |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:科学技術振興機構 |
科学技術振興機構(JST)は2日、中国国家自然科学基金委員会(NSFC)との間で、戦略的国際科学技術協力推進事業として支援する「日本―中国研究交流」の平成23年度新規課題5件について合意し、支援課題として決定したと発表した。 応募22件の中から採択した。日本側・中国側とも今年9月に支援を開始する。支援期間は3年間を予定している。 支援が決まった新規課題と日本側研究代表者は次の通り。 ▽新規触媒の開発に立脚したバイオマス・廃棄物からのバイオ燃料合成プロセス(椿範立・富山大学大学院理工学研究部教授) ▽環境調和型高効率廃棄物燃焼・熱分解/ガス化技術に関する共同研究(成瀬一郎・名古屋大学大学院工学研究科教授) ▽バイオ燃料と太陽熱のハイブリッド加熱のスターリングエンジンによる熱電併給システム(原村嘉彦・神奈川大学工学部教授) ▽廃バイオマスから燃料ガス生産を最適化するための微生物フローラの制御技術開発(三宅淳・大阪大学大学院基礎工学研究科教授) ▽高含水・高窒素含有バイオマス系廃棄物からの高効率エネルギー生成(吉川邦夫・東京工業大学フロンティア研究機構教授) |