2011年08月03日 |
JST・学術会議など、「学会名鑑」Web版を公開 |
【カテゴリー】:新製品/新技術(行政/団体) 【関連企業・団体】:科学技術振興機構 |
科学技術振興機構(JST)は、日本学術会議(SCJ)、日本学術協力財団(JSSF)と連携して「学会名鑑」のWeb版の公開を開始した。 これにより、膨大な学協会の情報から分野別や50音順などでいつでも手軽に必要な情報を無料で検索できるようになった。 「学会名鑑」はこれまで、SCJとJSSFが日本の学協会に関する情報(設立日、所在地、代表者、会員数など)をまとめ、3年ごとに冊子で発行していた。一方、JSTは、科学技術情報(文献情報、研究者情報、特許情報など)をデータベース化して広く提供してきた。 なかでも、学協会が発行する学会予稿集の電子ジャーナルデータベースである「J-STAGE」、国内最大の大学・公的研究機関などの研究者データベースである「ReaD」には21万人の研究者情報が掲載されている。 今回公開された「学会名鑑」Web版では、膨大な学協会の情報を無料で検索できるだけでなく、JSTが提供する「J-STAGE」や「ReaD」などの情報提供サービスとリンクすることで、学協会で発行している論文・予稿集を一度に調査・検索することができる。情報の更新を3カ月で行うため、最新の情報を提供できるようになる。 また、現在は、国内約1900学協会のうち760学協会が登録されているが、今後は学協会の登録数を増やし、Web版の有用性の向上を図る方針である。 「学会名鑑」Web版URL(http://gakkai.jst.go.jp) 問い合わせ先は、科学技術振興機構イノベーション推進本部知識基盤情報部(TEL:03-5214-8471)。 |