2011年08月05日 |
東洋紡績 ・第1四半期 大幅回復、純利益54億円改善 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:東洋紡 |
東洋紡績が5日発表した2012年3月期第1四半期(4-6月)連結決算は、前年同期比大幅な増益となった。営業利益は27%増の57億円、当期純利益は25億円の赤字から29億円の黒字へと54億円の改善を果たした。 東日本大震災の影響で、自動車エアバッグ用基布やタイヤコードなどの売上が減少し、自動車分野向けエンプラも苦戦を強いられた。食品包装用フィルム、工業用フィルムなどのフィルム事業は旺盛な需要に支えられて順調に販売を伸ばした。工業用接着剤「バイロン」も中国を中心に海外電子部品用途が堅調に推移した。 自動車関連産業の回復が予想以上に進んでいることなどから、当初見込んだ第2四半期、通期業績予想を上方修正した。 【東洋紡績・第1四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 87,239(6.2) ◇営業利益 5,671(27.0) ◇経常利益 5,541(38.1) ◇当期純利益 2,879(ー) ◇1株当たり純利益 3.25円(△3.32円) <2012年3月期・通期(連結)予想> 単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 365,000(4.2) ◇営業利益 22,000(5.3) ◇経常利益 19,000(11.5) ◇当期純利益 9,000(116.6) ◇1株当たり純利益 10.15円 |