2011年08月09日 |
東ソー、東北電力に電力供給、子会社自家発を再稼働 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東ソー |
東ソーは9日、グループ子会社の東北東ソー化学(本社:山形県酒田市、大野省太郎社長)が東北電力から要請に応えて、休止中の酒田工場の自家発電設備を再稼働させ、最大20,000キロワットの電力を東北電力向けに供給することになったと発表した。9月から送電を開始する。 酒田工場の自家発設備は2006年から休止しており、5年のブランクがある。この間、同社は「万一に備えて最低限のメンテナンスは行ってきた。ただ、長期連続運転となるとやはり準備が必要だ。送電開始は9月初めの予定です」と言っている。 ■東北東ソー化学 1925年、鐵興社として設立、か性ソーダ、塩ビ事業などを展開してきたが、1975年、東洋曹達工業(現東ソー)と合併。1983年から現在の「東北東ソー化学」となる。資本金20億円(東ソー100%出資)。酒田に本社工場のほか、石巻(宮城県)、能代(秋田県)に工場があり、無機化学品、肥料、フラットパネルディスプレイ原料などを生産、販売している。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1312862688. |