2011年08月09日 |
三菱化学、四日市のシュガーエステル増強 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱化学、三菱化学フーズ |
三菱化学は9日、四日市事業所(三重県四日市市、吉村修七事業所長)のシュガーエステル製造能力増強のため、2012年夏の稼動入りをめどに年産2000トンの製造設備新設を決めたと発表した。 シュガーエステルは、ショ糖を親水基、植物油脂由来の脂肪酸を親油基とした食品用乳化剤で、飲料(缶コーヒーなど)、乳製品(ホイップクリームなど)、菓子類(ケーキやチョコレートなど)などの加工食品をはじめ幅広い分野で使用されている。 三菱化学が四日市事業所で製造しているシュガーエステルは、100%子会社の三菱化学フーズ(本社:東京都港区、内藤明社長)が国内外に販売しており、世界一のシェアを有する。 近年、国内食品メーカー向けだけでなく、中国を中心に海外需要も著しく伸張していることから、製造設備の新設を決定めた。 <新設設備の概要> (1)立地 :三菱化学・四日市事業所 (既存設備と隣接して新設) (2)製造能力 : 2,000トン/年 (3)着工時期 : 2011年10月 (4)稼働時期 : 2012年夏 (予定) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1312864825.pdf |