2011年08月19日
6月エンジニアリング受注高を上方修正、経産省・確報値
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省はこのほど6月のエンジニアリング受注高・確報値を発表した。
それによると受注高計は前年同月比13.2%と2カ月連続のプラスで、11.9%増とした今月8日発表の速報値に対して上方修正となった。

受注高の内訳は「国内」が同18.2%の増加(速報値は17.3%の増加)、「国外」は同9.9%の減少(同12.8の減少)だった。

プラント別では電力プラントシステムが57.7%と大幅増加し、製鉄プラントは29.5%、化学プラントは14.2%それぞれ前年を上回った。受注の増加は東日本大震災による影響とみられる。

1件当たり5億円以上の大口受注件数は145件(前年同月比119.7%)だった。

【6月のエンジニアリング受注高(確報)】 単位:百万円 ( )対前年同月比%
 <受注高合計>   740,904(113.2)
(国内)       635,301(118.2)
(国外)       105,603(90.1)

 <主要プラント・システム別受注高>
 ・電力プラント   324,938(157.7)
 ・通信プラント    61,966(103.3)
 ・化学プラント    90,816(114.2)
 ・製鉄プラント    32,462(129.5)
 ・その他産業プラント 74,264(135.2)
 ・貯蔵・輸送システム 30,751(161.3)
 ・環境衛生システム  41,403(51.9)