2011年08月22日 |
NEDO、イノベーション推進事業の助成先47件を決定 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:ダイセル化学、三菱化学、NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は22日、民間企業などが実施する優れた技術の実用化開発を支援するイノベーション推進事業の助成先47件を決定した。 イノベーション推進事業は、「産業技術実用化開発助成事業」「課題解決型実用化開発助成事業」「次世代戦略技術実用化開発助成事業」「研究開発型ベンチャー技術開発助成事業」の4事業で構成している。今回、採択した47件のうち主な助成先は次の通り。 [産業技術]▽リポソーム技術を応用した次世代型高感度高機能MRI造影剤の開発(片山化学工業)など11件 [課題解決型]▽CO2の化学原料転換基盤触媒プロセス開発(三菱化学)▽グルコースからの新規C4ケミカルチェーンの実用化開発(ダイセル化学工業)など11件。 [次世代戦略]▽細胞自動培養装置R-CPXによる再生・細胞医療の実現(川崎重工業)▽人工股関節の耐用年数向上のための生体適合性摺動部材の開発(ナカシマメディカル)など13件。 [ベンチャー]▽慢性炎症に伴う難治性疾患に対するRNAアプタマー新薬の開発(リボミック)▽新規点眼剤を中心とした画期的医薬品の開発(アクティバスファーマ)▽ヒト人工染色体技術を利用した抗体医薬用の高産生能細胞株の開発(クロモリサーチ)など12件。 なお、助成期間はいずれも2011年8月22日から2013年2月28日まで。 【関連ファイル】 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1314003553.tif |