2011年08月25日 |
日化協、c-LCA手法のガイドライン策定に着手 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:日本化学工業協会 |
日本化学工業協会は、温室効果ガスの排出削減における化学産業の貢献度について、一般社会への認知拡大と理解促進を図るため、c-LCA(カーボンライフサイクル分析)手法のガイドライン策定に着手した。年内にも終える予定。 c-LCAのように製品のライフサイクル全体を考慮した評価手法は、二酸化炭素(CO2)の排出削減効果を社会に示す指針として業界内外で注目され、社会からも理解を得つつある。そこで日化協は、評価方法の整理、統一化に向けて検討に乗り出した。 具体的には、日化協に設置したLCAワーキンググループが中心となり、CO2削減貢献の定義、比較対象製品・技術の選定ルール、CO2排出削減貢献量の定量的評価方法、使用データの信頼性・透明性確保の方法―などを検討する。 日化協では、年内にも評価手法のガイドラインを策定する方針である。 |