2011年08月30日 |
日揮、アルジェリアの原油処理プロジェクト受注 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:日揮 |
日揮は30日、アルジェリアのグループモン・ビルセバ社が同国ビルセバ地区で計画している、原油処理プラント建設プロジェクトを受注したと発表した。日揮の現地法人であるJGCアルジェリア社と共同受注した。 原油処理設備の規模は日量2万バレル。処理設備・パイプラインの設計、機器調達などを含むランプサムターンキー契約で、契約金額は約4億米ドル。納期は2014年前半となっている。 日揮はアルジェリアでは、1969年にアルズー製油所の建設を受注して以来、40年以上にわたるプロジェクト実績があり、今回の受注につながった。 (1)契約先: グループモン・ビルセバ社(Groupement Bir Seba) (2)建設地: 首都アルジェから南東550km、ハッシメサウドから北東約130kmのビルセバ(Bir Seba)地区。 (3)契約内容: 原油処理設備(日量20,000バレル)、原油収集設備・パイプラインの設計、機材調達、建設工事および試運転役務。 (4)契約形式: ランプサムターンキー契約。 (5)契約金額: 約4億USドル。 (6)納期: 2014年前半。 (7)プロジェクトの概要: グループモン・ビルセバ社が2008年から開発しているビルセバ地区で、16の生産井から産出される原油の収集設備、原油とガスの分離を含む原油処理設備ならびにパイプラインを建設する。 (注)グループモン・ビルセバ社(Groupement Bir Seba)の出資比率 ・アルジェリア国営炭化水素公社 (Sonatrach) 25% ・ペトロベトナム エクスポラレ-ション プロダクション社 40% ・PTTエクスポラレ-ション アンドプロダクション アルジェリア社 35% |