2011年09月01日
BASFとダイムラー、最新の電気自動車を共同開発
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:BASF

ダイムラーとBASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は1日、電気自動車全般に両社のアイデアを結集した最新のコンセプトカー「smart forvision」を開発したと発表した。エネルギー効率、温度管理、軽量設計を特に重視した設計となっており、9月13日から開催される「第64回フランクフルト国際モーターショー」で世界初公開を予定している。

両社はともに、電気自動車の早期普及をめざし幅広い研究開発に取り組んできた。
ダイムラーは既に4つの量産モデルを発表。中でもsmartブランドのマイクロ・コンパクトカー「smart fortwo」の電気駆動装置は、バッテリー駆動自動車の中でも先駆的なものとされる。

BASFは、自動車産業に対しても化学製品の世界最大サプライヤーとして、エネルギー効率の高い未来の移動手段を実現するため、研究開発に力を入れてきた。

こうした両社の技術力により、今回、未来志向のコンセプトカーが初めて誕生した。デザイン、ライフスタイル、テクノロジーを融合させることで、これまでにない包括的な機能性を実現した。

ニュースリリース

○ダイムラーとBASF、先駆的な電気自動車プロジェクトで双方のノウハウを結集
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1314866989.pdf

○電気自動車に対する包括的なアプローチ
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1314867110.pdf