2011年09月05日 |
双日と協同飼料、ベトナムで配合飼料の生産・販売事業に参入 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:双日 |
双日と国内配合飼料大手の協同飼料(本社:神奈川県横浜市、林泰正社長)の両社は5日、ベトナム国内に配合飼料の生産・販売会社を設立、同事業に本格参入することにしたと発表した。 両社はこのほどホーチミン市郊外のロンアン省ベンルック郡に、新会社「双日協同飼料会社」(KSF社)を設立。 2013年4月から年間約20万トンの配合飼料生産を開始する計画。 総事業費は約20億円。日系企業がベトナムで畜産用配合飼料の生産・販売事業に参入するのは今回が初めて。 双日は、ベトナム製粉大手のインターフラワー・ベトナム(IFV社、双日20%出資)が整備した港湾設備をベースに同国で需要が増加する穀物輸入の取扱いを積極的に行っていいる。また、ベトナム大手食品卸フン・トゥイ・マニュファクチャー・サービス・トレーディング社(HT社、双日25%出資)を通じて食品卸事業を展開している。 KSF社は、将来的にベトナムで配合飼料シェアの10%、年間約200万トンの生産販売を目指す。 ●新会社概要 会社名称:双日協同飼料会社 Kyodo Sojitz Feed Company Ltd. 出資構成:双日51%、協同飼料49% 代表者:谷口 博史 本店所在地:ベトナム 事業内容:豚用を中心とした配合飼料の生産・販売 製造設備:20万トン/年産 操業スケジュール:2013年4月生産開始予定 |