2011年09月05日 |
アステラス製薬とイーベック、完全ヒト抗体でライセンス契約 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:アステラス製薬 |
アステラス製薬は5日、株式会社イーベック(本社:北海道札幌市、土井 尚人社長)と、イーベックが権利を有している感染症治療用完全ヒト抗体の一つについてライセンス契約を締結したと発表した。 これによりアステラス製薬は、同抗体の全世界での開発、製造および商業化の独占的実施権を取得する。 同抗体は現在、前臨床試験の段階にある。 同契約に基づき、アステラス製薬は、イーベックに対し、契約締結時一時金6億円を含め、抗体上市までの開発マイルストン、上市後の売上マイルストンを達成した場合、最大で総額130億円の一時金を支払う。また、上市後は売上高に応じたロイヤリティを支払う。 なお、イーベックは、札幌を本拠として2003年1月に北海道大学遺伝子病制御研究所の高田賢藏教授の技術を基盤に設立したバイオベンチャー企業で、EBウイルスの変換方法を用いた、幅広い領域(腫瘍・感染症・炎症性疾患)のヒトモノクローナル抗体開発を専門としている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1315204037.pdf |