2011年09月06日
富士フィルム、ワイドUVインクジェットプリンター開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フイルムは6日、大型ポスターや店頭POP、ウィンドウディスプレーのなどの製作に使用するワイドフォーマットインクジェットプリンターの新ラインアップとして、長寿命・低消費電力のLED光源を搭載し、UVインクに対応した「Acuity LED 1600」を開発したと発表した。年内にも発売開始の予定。

このところ、大型ポスターや店頭POP、ウィンドウディスプレーなどの製作物の小ロット化・短納期化・グラフィカルデザインの増加などを背景に、印刷工程のデジタル化が進展し、ワイドフォーマットインクジェットプリンターを使った印刷市場が急速に拡大している。

中でも、揮発性有機化合物(VOC)を含まないため、環境にやさしく速乾性に優れ、PETやアクリル、ポリカーボネートなど幅広い基材に印刷適性を持つ、UVインクタイプのワイドフォーマットインクジェットプリンターの導入が進んでいる。

今回開発した「Acuity LED 1600」は、(1)独自設計のLED光源ユニットを搭載しているため、長寿命かつ低消費力電力を実現した(2)高精度・高速プリントヘッドを実現(3)高画質と幅広い基材適性を有する(4)高感度UVインクを採用した、などが特徴。販売価格は未定。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1315275938.pdf