2011年09月06日

アジレント、空気で動く元素分析装置と世界最小の分光光度計を発売

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：アジレント・テクノロジー

アジレント・テクノロジー（本社・東京都八王子市、梅島正明社長）は6日、空気でも動作可能な革新的な元素分析装置「Agilent　4100マイクロ波プラズマ原子発光分析装置」と、固体、液体、気体のルーチン分析に優れた再現性をもたらす世界最小のフーリエ変換赤外分光光度計（FTIR）「Agilent　Cary　630　FTIR」を同日に販売開始したと発表した。 「4100」は、可燃性ガスを使わず空気で分析可能なため、安全かつランニングコストの低減が図れる多元素分析装置であるのが特徴。価格は800万円で、初年度販売目標は10台である。 「630」の特徴は、コンパクトで軽量設計、交換可能な専用アタッチメント、簡単な日本語ソフトウェアウェアを使用したことである。化学メーカーや製薬メーカーの品質保証、品質管理部門向けに市場開拓を進める。価格は300万円で初年度販売目標は20台である。 いずれも、9月7日から9日まで千葉県の幕張メッセで開催される「分析展2011/科学機器展2011」に出展する