2011年09月08日
ポリプラ、「メタリック調」の着色ジュラコン開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:ポリプラスチックス
自動車部品サンプル

ポリプラスチックス (本社:東京都港区、後藤昇社長)は8日、ポリアセタール「ジュラコン」(商品名)の新しいグレードとして「メタリック調」の着色グレード3種(MC-01A、MC-01B、MC-01C)を開発したと発表した。

次世代自動車として注目される電気自動車やハイブリッドカーなどには、低燃費化とともに車体の軽量化が求められており、「ジュラコン」のような高機能樹脂の使用比率は今後さらに高まるとみられている。

同社は、これらの車両分野を中心にさらに用途を拡大していこうと、このほど、アルミ顔料を充填し、自由度の高い色調を実現した低VOC(揮発性有機化合物)のポリアセタール着色グレードを開発した。

従来のように成形後に改めて塗装しなくても、初めからメタリック色調の成形品が得られる。
優れた外観性とともに、通常ポリアセタールに求められる強度やクリープ特性、耐熱性、耐候性なども兼ね備えている特徴がある。

同社では今後同グレードの需要先を、自動車部品だけでなく排水栓、自転車部品、バックル、ペン先などあらゆる分野のメタリック調製品に拡大していく方針だ。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1315446020.doc