2011年09月12日
<訃報> 澤村治夫氏(さわむら・はるお=三井化学名誉顧問、元三井東圧化学社長)
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:三井化学

9月3日午前零時18分、膵癌のため東京都千代田区の病院で死去、85歳。通夜、葬儀は近親者のみで行った。喪主は長女、石部(いしべ)はるみさん。

お別れの会を11月16日正午から東京都港区のホテルオークラ「平安の間」で開く。

1950(昭和25)年、京都大学農学部卒、東洋高圧工業(当時)に入社。のち三井化学工業と合併して三井東圧化学となり1981(昭和56)年、同社取締役に就任。

石油化学業界の構造的不況が深刻化する中で1985(昭和60)年から93(平成5)年まで三井東圧化学の社長として、経営体制強化の陣頭に立った。また三井石油化学との企業合併に道筋をつけた。

この間、日本化学工業協会会長、新化学発展協会会長、化学工学会会長などとして業界の発展に尽力、通商産業省産業構造審議会臨時委員や化学品審議会会長などの要職も歴任した。

2002(平成14)年秋、旭日重光章。

問い合わせは三井化学秘書室(TEL:6253-2215)