2011年09月14日
電化、地盤液状化対策に「特殊混和材」など関連製品群集約
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:電気化学工業

政府や自治体の大震災復興に向けた取り組みは始まったばかりだが、電気化学工業は14日、地盤液状化対策などに有効な「特殊混和材」、「セメント系固化材」、「樹脂系フレキシブル透水管」などの社内関連製品群を集約し、顧客への提案体制を強化していくと発表した。

製品としては、軟弱地盤に混合することで固結・安定化を図る土質安定材「ソイルパック」、セメントの硬化時間を数分~2時間程度までコントロールし必要な改良範囲だけを固結させる無機系急硬注入材「ES,ES-L」、セメントとフライアッシュを主材として湧水に強く、施工性に優れた空洞充填可塑性注入材「CG-1000,2000」、マンホールの浮上現象を抑止するフレキシブル全面透水管「トヨドレンZ管」などがある。

同社セメント・特混事業部を中心に、地盤液状化対策に有効なこれら7つの製品群に“横ぐし”を通し、営業活動を強化していくことにした。

ホームページ http://www.denka.co.jp/konwazai/

同社の特殊混和材は、40年以上にわたり鉄道・道路・空港・港湾・上下水道などの社会基盤の整備に貢献してきた実績を持ち、今回の東日本大震災だけでなく、これまでも阪神淡路大震災や新潟県中越沖地震などの大規模震災発生時には、早期復興に大きな役割を果たしてきた。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1315978758.pdf