2011年09月15日 |
小野薬品とアステラス、4週に1回服用の骨粗鬆症剤 新発売 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:アステラス製薬 |
小野薬品工業(本社:大阪市中央区、相良暁社長)とアステラス製薬は15日、両社が国内共同開発し、本年7月1日付で製造販売承認を取得した、4週に1回服用の骨粗鬆症治療薬経口剤をそれぞれ9月16日から発売すると発表した。 小野薬品は「リカルボン錠50mg」、アステラス製薬は「ボノテオ錠50mg」(一般名:ミノドロン酸水和物)として売り出す。 ミノドロン酸水和物は、アステラス製薬が創製し、小野薬品とアステラス製薬が共同開発したビスホスホネート系の薬剤で、1日1回の連日経口剤を、2009年4月に発売した。さらに今回、4週に1回の服用でも同様の骨折防止効果があり、安全性や副作用面にも問題のない経口剤を共同開発した。 薬価は50mg1錠 3,433.40円。両社はピーク時となる、5年後の2015年度に両剤合計で320億円(薬価ベース)の売上げを予想している。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1316054386.pdf |