2011年09月15日
アステラス製薬、抗生物質「ヴィバティブ」欧州でも承認取得
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:アステラス製薬

アステラス製薬は15日、欧州委員会から抗生物質「ヴィバティブ」(一般名:テラバンシン)の販売承認を取得したと発表した。「MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)を起因とする、院内肺炎と人工呼吸器関連肺炎」を適応症として取得した。

「ヴィバティブ」は米国テラバンス社から導入した、MRSAなどの耐性菌を含むグラム新規脂質化グリコペプチド系の抗生物質で、米国では2009年9月、カナダでは同年10月、「成人のグラム陽性菌に起因する複雑性皮膚・軟部組織感染症」を適応症として承認された。


欧州では、子会社のアステラスファーマ ヨーロッパ社が2009年10月に販売承認申請を行い、2011年5月には欧州医薬品審査庁(EMA)から販売承認勧告が出ていた。なお、発売時期などは未定。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1316072949.pdf