2011年09月16日
日化協、安全最優秀賞に「三井化学 大牟田工場」
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:日本化学工業協会
三井化学・大牟田工場

日本化学工業協会は16日、第35回日化協安全表彰選考会を開き、「安全最優秀賞」に、全工場一体となって幅広い安全活動に取り組み、無災害記録600万時間を達成した、三井化学・大牟田工場が決まったと発表した。

また「安全優秀特別賞」は昭和タイタニウムと田中機工の両社、「安全優秀賞」は東亜合成・坂出工場を選出した。
表彰式と受賞者による活動報告は10月21日に発明会館(東京都港区)で開催する「安全シンポジウム」で行う。

三井化学・大牟田工場(植竹隆夫工場長)は明治45年の操業。従業員695人。主にウレタン原料や高機能化学品、農医薬品などを生産している。工場の運営方針として「安全とコスト競争力が世界最高レベルで、環境負荷が小さく、地域と共生した活力ある工場」を目標に掲げ、労働安全衛生、工場操業の安定化に取り組んできた。無災害時間600万時間を達成。

■日化協「安全最優秀賞」
◇三井化学 大牟田工場(福岡県大牟田市浅牟田町)
・主要事業:ウレタン原料(TDI、MDI)、機能化学品、農医薬品
・危険物取扱量:指定数量の約12.5万倍  高圧ガス取扱量:約5.8百万Nm3/日
・安全成績:無災害記録時間 600 万時間   無災害年数 3.5 年
・受賞歴:中央労働災害防止協会 緑十字賞(2010年8月)、福岡県勤労者知事表彰(2010年11月)

■日化協「安全優秀特別賞」
◇昭和タイタニウム (富山県富山市西宮町、海老沼彰社長)
◇田中機工 (茨城県猿島郡境町、田中章生社長)

■日化協「安全優秀賞」
◇東亞合成 坂出工場 (香川県坂出市昭和町、森義和工場長)