2001年02月14日 |
TEC、マレーシアEMSBの第2回エチレン増強計画でフェーズI業務受注 |
エチレン生産能力を11万トン増強~51万トンへ |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:東洋エンジニアリング |
東洋エンジニアリング(TEC)は14日、米ABBルーマスとのコンソーシアムにより、マレーシアのエチレン・マレーシア社(EMSB)のエチレン設備の第2回能力増強計画について、このほど合意し受注した、と発表した。 今回受注した契約は、TECが1995年に建設(当初年産32万トン)、その後1997年に第1回目の増強(40万トンに拡大)を実施したエチレン設備の第2回目の増強計画で、エチレン生産能力を51万トンにするほか、4万8,000トンのプロピレン生産体制を整える。 また、コンソーシアムの役務範囲は、フェーズIプロジェクトとして、能力増強に関わるライセンス供与(ライセンスはABBルーマス)、基本/初期設計、長期納品調達となっている。 今回の受注についてTECは、マレーシアにおいて数多くの石油精製や石油化学プロジェクトの建設実績や既存プラントの建設・第1回増強計画の成功、その後のEMSBとの良好な関係を背景に、同社の技術力や品質、安全面での信頼性、価格面の正当性が評価されたものであるとしている。 なお、EMSB社とコンソーシアムは、フェーズI業務が完了次第、引続きフェーズII(詳細設計、機器供給、建設)業務契約に移行する予定。 |