2011年09月22日
帝人ファーマ、高脂血症治療剤が薬価収載
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:帝人、帝人ファーマ

帝人ファーマ(本社・東京都千代田区、荒尾健太郎社長)は22日、高脂血症治療剤「トライコア錠」(一般名:フェノビィブラート)が薬価基準に収載されたと発表した。12月19日から発売する予定である。

これは、2004年にグラレン製薬(現あすか製薬)と販売提携した高脂血症治療剤で、今回、新たな製剤技術によりカプセルから錠剤に剤形を変更したのに伴い、薬価申請を行っていた。

具体的には、フェノビィブラートを固体分散化し、溶出性を向上させることにより吸収性を高める技術開発に成功したもので、用量が低減された小型の錠剤とすることで、服薬コンプライアンスの向上が期待できるのが特徴。

今回収載された薬価(1錠)は、トライコア錠53.3mgが33.40円、トライコア錠80mgが43.60円。