2011年09月22日 |
東洋紡子会社、米社から抗体医薬の高生産技術を取得 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東洋紡 |
東洋紡バイオロジックス(本社・大阪市北区、曽我部行博社長、TBI)はこのほど、米国のキャタレント・ファーマ・ソリューションズ社が独占的に保有する技術である「GPEx テクノロジー」を利用し、抗体医薬を含むバイオ医薬品の開発・製造の受託事業を拡大するため、同社と共同事業契約を締結し高生産技術を取得した。 TBIは、抗体医薬の製造の基本となる細胞株構築技術をキャタレント社が保有していることに着目し、自社で保有する日本最大規模の4000リットルの培養槽を利用するバイオ医薬品製造受託事業の強化のため、キャタレント社と共同事業契約を締結した。 今後は、キャタレント社の細胞株構築技術とTBIの細胞培養技術を総合化することで、競争力のある高生産細胞株の開発・製造体制を構築し、バイオ医薬品の受託製造事業をグローバルに拡大していく方針である。 |