2011年09月26日 |
旭化成ファーマ、骨粗鬆症治療薬の製造販売承認を取得 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成ファーマ |
旭化成ファーマ(本社・東京都千代田区、浅野敏雄社長)は26日、「テリボン皮下注用56.5μg」(一般名:テリパラチド酢酸塩)について、骨折の危険性の高い骨粗鬆症の効能・効果で厚生労働省の製造販売承認を取得したと発表した。 「テリボン」は、同社が創製した骨形成促進作用を有するヒト副甲状腺ホルモン(ヒトPTH)製剤である。国内の第Ⅲ相臨床試験では、週1回72週間の皮下投与でプラセボ群に比べて、骨粗鬆症による骨折の発生リスクが78.6%減少させた。この骨折抑制効果は、骨の質を改善しながら骨の量を増やすことによって骨の強度が向上することで得られた。 同社は、こうした骨折抑制効果により、骨粗鬆症治療に大きく貢献できるとみている。 |